リボ設定が自動でONになっているカードの危険性

クレジットカード初心者
リボ払いって便利そうだけど、設定が自動でONになっているカードって本当に危険なの?

エキスパート
はい、自動リボ設定がONのカードは注意が必要です。リボ払いは毎月の支払いが一定額になるので、支出の管理が難しくなることがあります。気づかないうちに多額の支払いが発生する可能性があるため、特に初めてカードを使う方は注意が必要です。

クレジットカード初心者
具体的にどんなリスクがあるの?

エキスパート
自動リボ設定の場合、利用金額に応じた利息が毎月加算されていきます。そのため、支払いが終わらないまま、利息が膨らんでしまうこともあります。このような状況に陥ると、返済が難しくなり、最終的には借金が膨らむリスクがあります。
リボ払いとは?
リボ払い(リボルビング払い)は、クレジットカードの支払い方法の一つで、毎月の支払い額を一定に設定できる仕組みです。たとえば、月々1万円を支払う設定にしておくと、たとえ買い物をしても、毎月の支払いは1万円に固定されます。この仕組みは、一見便利に感じるかもしれませんが、実際には注意が必要です。
自動リボ設定のリスク
自動リボ設定がONになっている場合、以下のようなリスクがあります。
1. 利息が膨らむ
リボ払いでは、利用するたびに利息が発生します。特に、残高が大きくなると、利息も増大します。一般的には、クレジットカードのリボ払いの金利は高めに設定されており、年率15%から20%程度です。このため、支払いが終わるまでの期間が長くなると、支払総額が大きくなってしまうことがあります。つまり、リボ払いは元本に対して利息がかかり続けるため、全体の支払いが非常に高くなるリスクがあります。
2. 支出の把握が難しくなる
リボ払いの仕組みでは、毎月の支払いが固定されるため、実際にどれだけ使ったのかがわかりにくくなります。特に複数のカードを利用している場合、各カードの利用状況を把握するのが難しくなり、気づかないうちに支出が増えてしまうこともあります。このため、支出管理が疎かになりがちです。
3. 返済負担が増加する可能性
自動リボ設定のカードを使い続けることで、返済が終わらないまま新たな買い物をしてしまうことが多くなります。これが積み重なると、返済負担が増加し、最終的には借金が膨らんでしまう危険があります。特に、収入が変動する人などは、このリスクがさらに高まります。
自動リボ設定を避けるために
自動リボ設定の危険性を理解した上で、以下のような対策を取ることが重要です。
1. カードを選ぶ際の注意
新しくクレジットカードを作成する際は、自動リボ設定がONになっていないカードを選ぶことが大切です。また、カード会社の説明をよく読み、リボ払いの仕組みを理解してから申し込むことをお勧めします。
2. 利用明細の確認
定期的に利用明細を確認することで、自分の支出を把握しやすくなります。リボ払いの利用状況や、残高、利息のかかり方を把握することで、不安を軽減できます。
3. 返済計画を立てる
リボ払いを利用する場合は、返済計画をしっかりと立て、どれくらいの期間で返済を終えるのかを明確にすることが重要です。無理のない返済計画を立てることで、将来の負担を軽減できます。
まとめ
自動リボ設定がONになっているクレジットカードは、利用しやすい反面、返済負担や利息のリスクが高くなります。自分の支出を把握し、計画的に利用することで、リスクを軽減し、安心してクレジットカードを使えるようになります。クレジットカードを利用する際は、常に注意を払い、自分自身の管理を怠らないようにしましょう。
